特別資料 「館林市・邑楽町におけるムジナモ発見とその推移」
 ここに紹介する「館林市・邑楽町におけるムジナモ発見とその推移  −邑楽町の特記すべき植物−」は群馬県邑楽町の邑楽町誌基礎資料 第五号として昭和51年3月に邑楽町誌刊行委員会から発行されたものです。
 ムジナモの自生地に関しては、最後の自生地となった埼玉県羽生市の宝蔵寺沼に関しての資料は見かけますが、かつてムジナモの多産地であった多々良沼とその周辺の自生地についての資料はほとんど目にする事はありません。この「館林市・邑楽町におけるムジナモ発見とその推移」は、多々良沼とその周辺の池沼におけるムジナモ発見のエピソードと、その後についてまとめられた貴重な資料です。また話は少しそれてしまいますが、橋本由子著「すきとおる草ムジナモ」(1972 牧書店 現在絶版)の前半のエピソードは、この多々良沼周辺のムジナモ発見の出来事をベースにしており、合わせて読まれると非常に興味深いと思います。
 
 今回群馬県邑楽町のご好意によって、この貴重な資料の全文をここに掲載することが出来ました。ここに厚く御礼申し上げます。また掲載許可にあたりましていろいろとご指導、ご尽力いただきました邑楽町教育委員会の吉沢貴氏にもこの場を借りまして御礼申し上げます。

 なお、この「館林市・邑楽町におけるムジナモ発見とその推移−邑楽町の特記すべき植物−」に関しての著作権・財産権は邑楽町役場にあります。権利者の許可なしに無断で文章、図版、図表等を複製、転載などの2次使用をすることは禁止されております。
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